視覚障害者とは全く両目が見えない全盲から拡大鏡などを用いれば普通の字が読めるような弱視まで、程度の差はあれ目で見る事が不自由な人をいいます。
 目が見えない事により{外出時の歩行}と、{文書の読み書き}がたいへん困ります。みなさんのちょっとした手助けでこの不自由を軽減する事ができます。

[視覚障害者に対する介助について]
 Q1 : 町で白い杖をついたひとを見かけますが、どうしたらよいでしょうか?
 A1 : 少し近付いてから「お手伝いしましょうか?」あるいは「どちらに行かれますか?」と声をかけて下さい。

 Q2 : 目の見えない人と歩く時にはどうしたらよいでしょうか?
 A2 : 目の見えない人の左側に立ち、あなたの右肘を持たせて下さい。
注意 : あなたが白い杖を持ったり、目の見えない人の腕や体を抱えてはいけません。


 Q3 : 乗物や建物の中で座席を教えるにはどうしたらよいでしょうか?
 A3 : 椅子の背もたれを触れさせて座るようにいって下さい。

お願い  目の見えない人が一番恐いと思っている場所は駅のホームです。今では大半の駅には{点じブロック}という黄色い凹凸がしかれていて、一人歩きをガイドする助けになっています。しかしここから外れて線路に落ちたらという不安が付きまとっています。駅のホーム上で白い杖を見かけたら声をかけて下さい。そして階段の始まる所までいっしょに行って下さるとたいへん助かります。
 目が見えなくても自宅の近くなど慣れた場所では颯爽と歩く事もできます。間近に危険がない時は、特にお声をかけて下さらなくとも結構です。しかし慣れない所では目的の表示も看板も見えなくてとまどう事があります。そのような時には、是非お声をかけて下さい。

視覚障害のこともっと教えて下さい
 小学生からの質問へのお答えです。

視覚障害者のパソコン利用
 画面を読み上げるソフトにより視覚障害者もパソコンを利用しています。

 もちろん、このホームページもスクリーンリーダーの音声をたよりに視覚障害者である が独力で作ったものです。