DDCZ 1572 TAKE OFF/松尾明トリオ&テイクテン
PERSONNEL
松尾明トリオ
松尾明(DS.)/嶌田憲二(B.)/二村希一(P.)
テイクテン
伊勢秀一郎(TP.)/宮野裕司(AS.)/内田光昭(TB.)/高橋康廣(TS.)/西田幹(BTB.)/
皆川亨(TS.)/二村希一(P.)/上羽康史(B.)/松尾明(DS.)
松尾氏とは、20年来のおなじみではあったが、ちょうどスタジオがスタートした頃松尾
氏が近隣に転宅して来られた。コンビニの脇のJAZZINの文字に何かあると思った松尾氏が、asの宮野さんに尋ねてみると案の定それが私のスタジオだったということだ。
レコーディング経験の豊富な松尾氏は、ブースに区切られて顔も見えなきゃ生の音も聴こえないようなメジャーなスタジオに飽き飽きしていた。ここならセロニアス・モンクのレコーディング風景の写真に見られるようにミュージシャンが輪になって顔を見合わせながら録れそうだと思ったという。そんなことをきっかけに行われたのが、1999年秋と2000年初頭のTake Tenのレコーディングである。
その後JAZZINでの録音はTake Ten、Maya、平賀マリカ、松尾トリオなどジャズフリークレコードからリリースされた。そのほかにも多くの邦人ジャズメンのレコーディングをすることになるのは松尾氏からの激励によるところが大である。
松尾トリオはファーストアルバムの余勢を駆って一年後に行われたが二日目ににアクシデントがありそのままになってしまった。
今回これらの未発表テイクをリリースすることにした。
全12曲
1: The Eternal Triangle (Sonny Stitt)
2: Serenade to a Cuckoo (Roland Kirk)
3: I mean You (Thelonious Monk)
4: The Party's Over (Jule Styne)
5: I'm through with Love (Joseph A. Livingston)
6: Come Fly with me (Jimmy Van Heusen)
7: Alfie (Burt Bacharach)
8: Mission Impossible (Lalo Schifrin)
9: The Mountain of the Night (D. Brand)
10: Anthropology (Charlie Parker)
11: A Lovely way to spend an Evening (Jimmy McHugh)
12: On a Coconut Island (R. Alex Anderson)