DDCZ 1571 Ｇｅｎｔｌｅ　Ｔｈｒｅｅ

PERSONNEL
稲葉国光　(B.) 中牟礼貞則　(G.) 小原哲次郎　(DS.)

　私がこのトリオを国分寺「アレキサンダー」で聴いてから四半世紀余りが経った。月２回のライブが１０年ぐらい続いたと思う。 　その「アレキサンダー」も今はない。
　稲葉・中牟礼・小原の三氏は今もライブシーンで活躍しているが、このトリオによるアルバムは今回が初お目見えとなる。
　幻のライブハウス「アレキサンダー」へのトリビュートと共にこのジャズ界の宝とも言うべき黄金のトリオの演奏をここに残そうと思う。

　ギターの中牟礼さんとベースの稲葉さんは、半世紀にわたる旧知の仲で、デュオアルバム「Conversation」(TBM CD2543)等がリリースされている。
　稲葉さんとドラムの小原さんは、山本剛トリオ「Live in Montreux」(TBM)等でもおなじみの最高のリズムセクションだ。

　『Gentle Three』が、ギタートリオの名盤となり、各楽器＝ギター・ベース・ドラム、それぞれの妙技のお手本として永遠の名盤になると確信している。



全8曲
1: Soul eyes　(Mal Waldron)
2: Triste　(Antonio Carlos Jobim)
3: But beautiful　(James Van Heusen)
4: Here's that rainy day　(James Van Heusen)
5: What am I here for？　(Duke Ellington)
6: Pannonica　(Thelonious Monk)
7: Come rain or come shine　(Harold Arlen)
8: Never let me go　(Ray Evans/Jay Livingston)

RECORDING
DATE: 2007/10/03〜04
studio: music studio JAZZIN
engineer: 加藤弘之/吉野晃司