実習用資料2

windowsの基本操作とvdmwの読み上げ機能
(WINDOWS XPではメニューが従来のものと異なります。クラシックメニューに変更して使われることをお薦めします。)

スタートメニュー
 それでは、スタートメニューを出してみましょう。WINDOWSキーを押します。(WINDOWSキーのない機種では、コントロールキー+エスケープキーです。)スタートメニューが現れ、上下の矢印キーで項目を移動できます。
 スタートメニューは、個々のパソコンにより異なりますが、概ね以下のような項目が現れます。

  • プログラム(p)「メニュー」
  • 最近使ったファイル(D)(「メニュー」)
  • 設定(S)(「メニュー」)
  • 検索(F)(「メニュー」)
  • ヘルプ(H)
  • ファイル名を指定して実行(R)(「ウィンドウ」)
  • WINDOWSの終了(U)(「ウィンドウ」)

     項目の後のアルファベットは、ショートカットキーです。WINDOWSを終了させる場合は、スタート「メニュー」を出してから上下矢印キーで「WINDOWSの終了」へ移動することもできますが、アルファベットの「U」を押すことでも可能です。  (「メニュー」)と発声されるのは、右向きカーソルでサブメニューに入れることを表しています。
     また、項目の後に(「ウィンドウ」)と発声されるのは、この先にいくつかの選択肢や入力項目があることを示しています。

    windowsの終了
    「WINDOWSの終了」では、数個の終了方法があります。
  • スタンバイ(s)
  • 電源を切る(u)
  • 再起動する(R)
  • 休止状態
  • キャンセル

     「電源を切る」でパソコンを完全に止めることができます。スタンバイは使わない方が無難です。スタンバイ状態になってしまうと音声メッセージがでない状態でマウス操作を要求してきますので、くれぐれも注意して下さい。

    アプリケーションプログラムの起動
    「メモ帳」の起動と終了
     それでは、簡単な分諸作成プログラムである「メモ帳」を起動してみましょう。  スタート目丹生の「プログラム(p)」で右向きカーソルを押します。下向きカーソルを押していくと、いろいろなプログラムの項目が出てきます。「アクセサリー「メニュー」の所で右向きカーソルを押します。下向きカーソルを押していくと「メモ帳」にたどり着きます。ここでエンターキーを押すとメモ帳が起動します。
     メモ帳の終了は、WINDOWSソフト共通の方法でALTキーを押し、「ファイルメニュー」を出し、上下カーソルで「終了」を選択します。また、ショートカットキーとして「ALT+PH4」があります。  「ジャン」と警告音が鳴って「メモ帳の警告メッセージ」
    「ファイルXXXの内容が変更されています。変更しますか?」
    と聴いてきますから、「はい」・「いいえ」・「キャンセル」をタブキーで選んでエンターキーを押して下さい。

    windowsのメニューについて
     windowsの終了やアプリケーションプログラムの起動は、windowsキーを押して、スタートメニューから行います。大きな項目は上下矢印キーで、サブメニューに入るには右向き矢印、その中野メニューの移動は上下矢印です。実行したい項目がみつかったら、エンターキーを押します。

     アプリケーションプログラムの中でのコマンドの実行は、altキーを押してメニューから選択します。このメニューは、大きな項目が左右矢印キーで、その中野細かい項目は上下矢印キーで移動し、エンターキーで実行されます。

    メモ帳の場合 ファイル → 編集 → 検索 → ヘルプ が大きな項目です。

    ファイルメニューには、
  • 新規
  • 開く
  • 上書き保存
  • 名前を付けて保存
  • ページ設定
  • 印刷
  • メモ帳の終了
    があります。

    編集メニューには、
  • 元に戻す
  • 切り取り
  • コピー
  • 貼り付け
  • 削除
  • 全て選択
  • etc.
    のようになっています。

    ダイアログボックスについて
     コマンドを実行するに当たって細かな指定やファイルの選択などが必要になる場合があります。これらの項目を指定するためにダイアログボックスが開きます。

    単純なものでは、
    「ファイルXXXの内容が変更されています。変更しますか?」
    のようなメッセージに対して現れる
    「はい」・「いいえ」・「キャンセル」
    の三択で、 タブキーで選んでエンターキーを押します。

     ファイルを開くような場合は、ファイルのリストビューが表示され、上下矢印キーでファイルを選びます。そして、タブキーを押していき、「開く」でエンターキーを押します。

     タブキーは、一方向ににしか移動しませんが、反対に移動させる場合は、シフトキーを押しながらタブキーを押します。

    タスクの切り替え
     複数のウインドウを切り替えるには、altキー+タブキーを押します。ウインドウが切り替わる度に注目しているプログラム名が発声されます。
     操作の途中で声が出なくなった場合、往々にしてウインドウが切り替わってしまっていることがあります。パニックになる前にエスケープキーを押してみて、それでもだめなら、altキー+タブキーでウインドウを移動してみて下さい。
    現在の状況の確認
     今どうなっているのか判らない場合、コントロールキー+altキー+テンキーの1〜3で起動プログラムの状況が確認できます。

    文字種の確認
     メモ帳やワープロなどで書かれている漢字などが知りたい場合は、 コントロールキー+altキー+h で文字種が確認できます。

     その他読み上げの方法については、VDM100Wのマニュアルを参照して下さい。